地域課題に挑むデジタル人材育成プログラム「ワガママLab」
「地域で暮らす人々のワガママを実現するアプリを作ろう」
未来創造サポートでは株式会社IRODORIさまが提供しているワガママLabのファシリテーター認定を受けてワガママLabのプログラムを提供しております。ワガママLabは、地域で生まれ育った若者たちを対象に、デジタルスキルを活用して地域課題を解決することを目指すユニークなプログラムです。2022年から「MIT App Inventor」を活用し、Uターン推進や高度デジタル人材の育成を全国で展開しています。
少子化や地域課題が深刻化する現代日本。地域の魅力を引き出し、若者が「ここで暮らし続けたい」と感じられる環境を整えることが重要です。ワガママLabは、こうした課題に対し、若者が自らの経験やアイデアを活かしながら、地域に新しい価値を生み出す挑戦をサポートします。
学校での探究学習や自治体職員向け、市民向けワークショップ、塾やこども向けワークショップなどでも実施可能です。
地元の課題をアプリで解決!「ワガママLab」の取り組み
ワガママLabでは、中学生から大学生まで、さまざまな若者たちが地域の課題を解決するアプリを開発する体験型プログラムを実施しています。「地域で暮らす人々の“我慢”や“あきらめ”を解消するアイデア」を基にアプリを作り、実際に活用されることで課題解決につなげるプロセスを学びます。
このプログラムを通じて、参加者は「地元でもデジタルを活用して新たな挑戦ができる」という可能性を感じ、地元で働く未来を具体的に描けるようになります。
探究学習では課題を見つけて、解決策を考え、まとめて発表という流れですが、ワガママLabではプロトタイプを「MIT App Inventor」で作成、当事者に実際に使ってもらいフィードバックをもらい改善し、最終的にはアプリ化することも可能です。デザインシンキングのプロトタイプ&テストのプロセスまで体験していただけます。
事例紹介:「ほこのってぃ」アプリ
茨城県鉾田市では、大学生チームが「駅までの送迎を近所で助け合う」アプリを開発。地域資源を活用し、住民の協力によって負担を軽減する仕組みを構築しました。このように、地元発のアプリが課題解決に役立つことを実感できます。
誰でも簡単にアプリを作れる「MIT App Inventor」
ワガママLabで使用する「MIT App Inventor」は、初心者でも短時間でアプリを作成できるプラットフォーム。マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発し、直感的な操作性が特徴です。これにより、プログラミング経験のない学生でも、実生活に役立つアプリを生み出すことができます。
世界中の若者が、SDGsの解決や生活の利便性向上を目的に活用しており、ワガママLabではその実績を日本の地域課題に応用しています。
ワガママLabの実施ステップ
- プログラム構築
地元の学生や地域に縁のある若者と連携し、地域課題に特化したプログラムを設計。関係者に活動を周知し、支援体制を整えます。 - 説明会・体験会の実施
デジタル未経験者でも参加しやすい説明会を実施。地域課題の背景や意義を伝え、多様な学生の参加を促します。 - アプリ開発と実証実験
MIT App Inventorを活用し、課題解決に特化したアプリを開発。地域住民による実証実験を通じて、実際の効果を検証します。 - 成果発表会(Wagamama Awards)
地元での挑戦が、世界と繋がる可能性を体感する場を提供。国内外の参加者と交流し、地域課題解決の新たな可能性を広げます。
お問い合わせや体験会の情報については、ぜひお気軽にご連絡ください。
→ お問い合わせはこちら